「復職しようと思うけど病気の再発が不安だな」という方は多いのではないでしょうか?
確かに病気の再発は一番怖いことです。私のブログでも紹介しましたが、うつ病の場合の再発率は1回目の再発する確率は50%あるのですが1回再発した人がもう一度再発する可能性は70%に上がって、またさらに再発すると3回目の再発の可能性が80~90%になってしまうと書きました。このことから病気の再発の恐ろしさがお分かりいただけると思います。
今回は「メンタル疾患を再発させない超重要ポイント」について書いていこうと思います。
メンタル疾患になった原因を分析する
メンタル疾患でしばらく仕事を休んでいて、これから復職する時にバリバリ仕事をこなしていきたいという気持ちはありつつ、病気の再発が心配という方が多いと思います。
【重要】私がメンタル疾患になった全ての方に言いたいのは、なぜ自分がメンタル疾患になってしまったのかということを自分なりに考察したり分析するということがとても重要です。
病気になってしまった原因を分析できていないと同じ過ちを犯してしまいます。例えば「人間関係が悪かった」というのが病気になったきっかけだとして、ではどういう人間関係に弱いのか?それに対して人間関係をよくするにはどうすればいいのか?コミュニケーション力を鍛えればいいのか?パワハラのような発言も受け流せるようになればいいのか?
といった風に一括りに人間関係が原因といっても、いろいろなパターンがあります。あるいは自分の仕事が楽しくなかった、職種が向いていないパターンもあるかもしれませんし、配属された部署が自分に向いていない可能性もありますし、それは実は原因は人間関係だったのかもしれません。こういった原因は自分で分析しないと分かりません。
病院に行って主治医に自分の分析を話すと主治医が原因について意見をくれるかもしれません。しかし、あなたが言わない限り医師に情報が伝わらないので原因の分析が進みません。
自分自身で過去を振り返って、どうして病気になったのか?例えばタイムマシーンで戻ってやり直せるものなのか?そういったことを振り返りながら今後も同じような状況は起こる可能性があります。例えば別な会社に再就職しても人間関係の問題に直面するかもしれません。その時に最初の人間関係の問題で学びを得ていない場合、同じような人間関係の問題に直面したときに上手く対処が出来ずメンタル疾患が再発するのは間違いがありません。なんとなく乗り越えることはできません。むしろ1回目よりも小さなストレスで再発しやすくなっているので尚更ですね。
メンタルを病んでしまった原因は複数あると思いますが原因を自分なりに分析しないと同じ状況に陥ってしまいます。再発を繰り返してしまいます。
職場復帰する時にその職場でメンタル疾患になってしまったのなら、その部署の仕事の内容や忙しさ、仕事が自分に向いているのか?上司との人間関係は?同僚や仲間のサポートはあったのか?残業が多く疲れが溜まっていなかったのか?いろいろ振り返る点はあるはずです。それを自分なりに振り返っておかないと元の職場に戻ると全て同じ環境に戻るわけですから、再発する可能性は非常に高いと言えます。
ただ原因の分析と対応ができている場合はなんとかやれる可能性が出てきます。しかし何で病気になったのかという原因を分かっていない人がほとんどです。休職後も自己洞察をしないと同じような状況になった時に同じようなことを繰り返して再発します。2~3回、再発して仕事に行けなくなってしまう人が非常に多いです。
自己洞察とは?
私のブログでもよく言う「自己洞察」は自分自身と向き合って自分なりの答えを出すことが大切です。
自己洞察:自分のことを見とおすこと、自分のことをよく知っていくことと言えます。自分のことを再発見できる度に、自分理解のレベルが上がっていくようなイメージです。
主治医に聞けば主治医なりの分析をしてくれるかもしれませんが、それが本当の答えなのかどうかは分かりません。1つの仮説としてはあると思うのですが。最終的には自分がそういう状況に陥ってどういう心理状態だったのか、何が大変で乗り越えられなかったのかを振り返れば、次に同じような困難が訪れたときにスッと乗り越えていけます。
ハードル走で1回目にコケるのはしょうがないですが、なぜコケてしまったのかを自分なりに分析します。例えば踏切の助走が足りなかったからか、踏切の踏ん張りが足りなかったからかなどです。そこを調整しないで同じ跳び方をすると、またコケてしまうのは分かりますよね。もう1回ハードルを跳び越えるとき何かを修正しないといけないということです。そのためには自己洞察が不可欠です。
今回のまとめ
ということで皆さんのメンタル疾患が寛解していく、社会復帰をするなかで再発しないということが超超超重要なわけです。うつ病の場合は70%以上が寛解しますが再発率が50%もあります。70%が寛解しても半分は再発するという非常に厄介な病気です。
なので再発しないということがメンタルの治療において重要です。再発しないためには自己洞察をしてメンタルが疲れてしまった、病んでしまった原因を自分なりに考察してほしいなと思います。そこで初めて同じような状況になった時でも対応できる力、乗り越える力を養うキッカケが得られます。
ということで皆さんには自分自身と向き合い自己洞察能力を高めていってほしいなと思います。
自己洞察力が高い人は「最近、自分疲れているな。少し休もう。」と疲れていることに気づいて休養が出来ます。仕事の調整が自分で出来るようになります。自己洞察力が高い人はメンタル疾患になったり体を壊しづらいということが言えます。
病気の予防も兼ねて自己洞察を進めていってください!
