「こんな人にはどう対処すればいいのか」「厳しいことばかり言う上司がいるのだけれど、どう接すればいいのか」などなど皆さんは人間関係に日々悩み疲れています。
過去のブログではそういう人に対してはニュートラルな気持ちで接しましょうと書いてきたと思います。
ニュートラルについて書いているブログはこちら

今回は「人間関係で疲れない方法」について書いていこうと思います。
人によって態度を変えない
この人はこういう人だからこういう態度で接しようなどと相手によって態度を変えるとスゴク疲れます。なので私は基本的に年下や目上の人など関係なく「こんにちは」「お願いします」「ありがとうございます」など相手へのリスペクトと感謝を忘れずに接しています。嫌な人に対しても出来るだけ他の人と同じように接するようにしています。近すぎず遠すぎないニュートラルな気持ちで接しているつもりです。
前回、ニュートラルについて説明したので今回は別の視点で考えていこうと思います。
皆さんは人と接する時にいろいろと考えすぎだと思います。「この人がこう言ったからこう思われたに違いない!」「この人は私のことを嫌っているのではないか?」「この人は私のことを好きになってくれたのか?」などと頭の中で好きか嫌いかについてものすごく考えていると思います。
人間関係で疲れる人は良く言えば「他人への気遣いがある」素晴らしい人だと思うんですけれど気遣いをすればするほど、疲れてしまいます。
なので人間関係はもう少し楽な気分でしてほしいなと思います。では人間関係を楽な気分でやるにはどうすれば良いのか?
「観察」をする
人間関係を楽な気分で進めていくうえで私がおススメするのは「観察」するということです。
人間関係を深める、仲良くするなどではなく純粋に「観察者」として他人を見るということです。
「この人はこういう時はこういう態度を取るんだ」「この人はこういうことを言うとこう言ってくるパターンの性格を持っているんだ」「この人はこういう感じの人なんだ」と相手の言葉、会話の合間、態度から観察していくということです。
観察が深くなってくると相手の言動や態度から自分が好かれているのか嫌われているのかをいちいちそんなことを考えられなくなります。相手の行動や表情を観察することに集中するという意味です。
その人のことが好きか嫌いかは後から判断してもいいです。初対面の人に嫌われているではないかと考えている人が多いと思うのですけれど、そんなことは後から考えていいわけで話している最中に嫌われていないかななど考えるから余計に緊張しておかしな人間関係になっていきます。
人と相対してうまく接せない人や非常に緊張したりする人は「観察」に徹すればいいです。対応をどうするかは別として細かく観察していくと「こうした方が良いのかな」とだんだんと答えも見えてきます。
インプット(観察)なしにアウトプットするのは不可能です。
この人はこういう傾向があると分かって初めて対処法が見えてきますので、まずはインプットする「人物観察」に徹するということです。
「共感」
次のステップとして「共感」ということになります。「相手を好きか、嫌いか」ではなく「こういう人もいるんだな」と相手の人格、存在を受け止める、感じ取るということです。そうすると相手に対する敵対心みたいなオーラが消えるので人間関係がうまくいきやすくなります。
「好き・嫌い」という考え方やレッテル貼りしている時点で相手に対する「私はあなたのことを警戒していますが何か?」という警戒のサインを無言で発しています。そういうサインを送っていたら人間関係、うまくいきませんよね。
ニュートラルな視点で人物観察をすると敵対オーラ(警戒心)がなくなってきて自然な体勢で人と接することができるようになります。
今回のまとめ
苦手な人、やりづらい人への一つの対処法として「観察する」という方法があります。ぜひ観察しながら「この人はこういう人なんだなー」と冷静に淡々と考えてみてください。

