自分が疲れているのか判断する方法!

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皆さんは「無理をしないように」「休むときは休もう」と言われても自分が今現在どのくらい疲れていて休むべき状態なのか分からないことはありませんか?

今回は「自分が疲れているのかを正しく判断する方法」を書いていこうと思います。

【結論】かなり難しい

自分が無理をしていないかの判断をするのは結論から言いますとかなり難しいです。

なぜかと言いますとおもしろい研究がありまして調子が悪い人は、自分が調子が悪いということを客観的に判断できないという研究があります。

例)睡眠不足の人は私は睡眠が十分足りていると答える傾向があります。

つまり調子の悪い人ほど、「元気」だと言います。寝不足の人ほど、「ちゃんと寝ています」と言います。なので調子が悪い状態を自分で認識できるのは、スゴク健康なことと言えます。メンタル疾患の人の場合は調子が悪い状態になっても「大丈夫です」と答えてしまいます。

なのでメンタル疾患を治療中の人は自分自身の調子を客観的に判断する能力を磨くことが重要で例えば症状がある程度寛解した後もけっこう無理をしてしまって再発してしまう人が非常に多いです。なので再発しないためにも自己洞察能力を高めていくことがとても重要です。

自己洞察能力を高める方法は?

自己洞察能力を高める方法は「日記を書く」ということです。

起床時に、調子を10段階で評価する。最高の状態は10、最悪の状態は0ということをすることで日々、自分の調子と向き合うということですね。

今日はいつもと比べて、どうだろう?「今日はいつもと比べて疲れているな」「今日はいつもと比べてぐっすり眠れたな」など、そういった部分を自己洞察をすることで自分が疲れているかどうかの判断能力が磨かれると思います。

とは言え自己洞察能力は一朝一夕で身につけられるものではありませんので「自分は大丈夫」だと思うその気持ちを疑うことがとても重要ではないかなと思います。多くの人は「まだ大丈夫」と過信気味の方向に走り気味なところがあるので、そこでひとつ自分の判断を疑ってかかるということ。

もう一つは第三者の意見に耳を傾けるということです。例えば家族から「少し疲れているんじゃない?」といった助言が意外と正しい客観的な観察でもありますし、また医者の判断も客観的で参考になりますから患者さんが「大丈夫です。元気です」と判断と医者が「まだ、安静にした方が良いんじゃないか」と判断した場合、どちらが正しいかと言ったら医者の方が正しいと思えます。

今回のまとめ

自分の調子を正しく判断するのはメンタル疾患の人だけでなく一般の人においても難しいことなので自己判断だけでなく、しっかりと第三者の意見も取り入れて相対的に見て自分の調子を判断をできるようになれば良いと思います。

自己洞察が出来ていれば、そもそもメンタル疾患になるはずがないです。自分が疲れている状態に気づかず無理をするからメンタル疾患になってしまいます。

なので自分自身を正しく把握してほしいなと思います。

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