誰しもが忘れ去りたい嫌な記憶があると思います。その過去の出来事で不安になったり、パニックになってしまう方も少なくないと思います。例えば「前に電車に乗っている時に過呼吸になって辛い思いをしたから今も電車に乗ることができない」などです。今回は過去に起こった嫌な出来事を忘れる方法を書いていこうと思います。
トラウマは重要な記憶!?
PTSD:心的外傷後ストレス障害について何となく聞いたことがあるなという方も多いのではないでしょうか?PTSDに限らず過去の記憶が蘇りパニック状態になってしまう方もいらっしゃると思います。PTSDは大きな恐怖や不安、命の危険を伴う体験をした人が冷汗が出たり、パニック状態になったり不安になって叫びだしてしまう病気です。
ここで書きたいのは【忘れたい記憶は重要な記憶】ということです。脳は生き延びるために重要だと思う記憶を優先して保存する。とりわけ脅威や危険に関連した記憶を保存するものです。
つまり命の危険に関するような記憶というのは生物には自己保存の法則がありますので同じような危険を回避したり、そこから生き延びるためのヒントとして強烈に記憶します。我々人間だと不便なことかと思いますが野生動物たちは一度や二度のミスで命を落としてしまう可能性が高いので生物全般には必要なことだと分かります。
恐怖や不安を追体験しないためには
前述のとおり忘れ去りたい嫌な記憶は思い出すことは悪ではないということが分かっていただけたかなと思います。
ですが、その思い出した記憶から恐怖や不安を追体験したくありませんよね。では、どうすれば良いのか。
それは安全だと感じられる場所で親しい友人や家族、セラピストに話せば時間をかけて記憶が変化していき脅威が減っていきます。なので安心できる環境でトラウマを言語化することによって過去の記憶が死や不安と紐づいていたのが安心と紐づいてきます。
なのでトラウマを自分のなかで封じ込めているよりも安心できる環境で信頼できる人に話した方が良いでしょう。ただ何度も話してしまうと嫌な記憶が強化されてしまうので1回くらい話してあとはスッキリ忘れる方が良いです。
今回のまとめ
今回は嫌な記憶を消し去る方法を書いていきました。人と話すのが苦手な方は嫌な記憶を自分で紙に書き起こしてみるのもいいかもしれませんね。紙に書き起こしたり、信頼できる人に話したりして気持ちをラクにしていきましょう!