私は今まで嫌いな人に対しても普通に接することを勧めてきました。ただ、それによって自分にとって嫌いな人が近づいてきたりすることがあると思います。その時に冷たい態度を取ってしまうと関係がさらに悪くなるかもしれないと不安になりますよね。
今回は「人間関係がうまくいく超簡単な方法!」を書いていこうと思います。
ニュートラル
大体、人間は好きか嫌いかで相手を判断します。嫌いだと思った場合、無意識にそれが相手に伝わってしまって人間関係が悪化してしまいます。
なので嫌いだと思わず普通だと考えると良いのではないのかと思いますが、それでも人間関係がうまくいかないのならば常に人間をニュートラルに見ていくということが人間関係の問題に巻き込まれない方法だと思います。
好きでも嫌いでも普通でもなく「ニュートラル」です。全員を同じように見るということです。
少なくとも精神科医やカウンセラーは患者にニュートラルに接します。遠くなりすぎず近くなりすぎず適度な距離間で全員に同じように接するというニュートラルな人間関係を構築しているはずです。
あまり職場の人間関係を深める必要はないですが相手に嫌われると仕事がうまくいかない、近くなりすぎると行きたくない飲み会誘われたりしてしまいます。
この人間関係の距離感(間合い)を意識すると人間関係はやりやすくなります。やりやすくなるというのは相手が近づきすぎたらちょっと距離を置こうと思うし、親しくなりたい場合は距離を少しだけ近づけるということです。
距離とは話す回数や内容、自己開示度(自分の個人的な内容)を話すなど、そういったいろんなことがあって距離感は縮んだり離れたりします。そういう人間関係の間合いを感じ取りながら微調整していくことが人間関係をうまくやっていくコツなのかなと思います。
距離のある人とはキチンと挨拶をしたり雑談をする時間を少し長くしたり説明を丁寧にしたりするなど日頃から人間関係の微調整をしていくと人間関係がうまくいくのではないかと思います。
人間関係は白か黒かで考えない
多くの人は0か100なんですよね。好きか、嫌いかで考えます。好きな人とは仲良くし、嫌いな人に対してはイジメたり仲間外れにしたりしています。0か100かで人間関係を考えるので、ものすごく極端でぎこちない、おかしな人間関係になってしまいますし0か100で考えているので味方か敵しかいない状態なので、あの人は私を裏切ったという極端な解釈になっていきます。
人間は常にグラディエーションで50も70も90も95も色々な状態があるので、それが一瞬一瞬変化していくのが人間関係なので人間関係を0か100で考えるとものすごく上手くいかなくなります。
心の距離は人それぞれ違うので、そこを「適切な距離に調整する」と考える。それは仲良くするしないは関係ありません。
例:精神科医は患者との仲の善し悪しは関係なく早く治ってほしいと思っています。
仕事関係でも仲良くする必要はないわけで仕事が円滑に捗るコミュニケーションを取るということです。好き嫌いは職場の人間関係においては一先ず置いといてコミュニケーションの質を考えて、人間関係の距離と間合いという考え方を皆さんも入れておいてもらうと柔軟性のあるトゲトゲしくない人間関係ができるのではないかと思います。
今回のまとめ
今回のブログはいかがでしたか?人間関係って難しいですよね。私もよく悩みます。
人間関係を好きか嫌いかで二者択一で考えないでニュートラルに接して柔軟性のある人間関係を構築していきましょう!

