今回は「うつ病を改善する休息法」を書いていきます。
休息がうまく取れない方や何が休息なのかが分からない方必見です!参考になれば幸いです。
何もしないこと
うつ病の人が病院や自宅で療養する場合において理想的な過ごし方は「何もしないこと」です。
実は何もしないということはとても重要で「○○をしなければならない」と思うことが大きなストレスになります。
「いや、でも暇な人ほど病気になるんでしょ?何かした方が良いんじゃないの?」と思われた方も多いと思います。確かに私は過去に「暇な人ほど病気になる」というブログを書きました。ですが、うつ病にはいろいろなステージがあります。
最も重症の場合、行動しようという意欲がすごく低くなってしまいます。その状態で何かやってくださいと言うとスゴク本人の負担になってしまいます。なのでうつ病の重度の人は「何もしない」方が良いんです。
そこから少し改善してきて散歩ができるようになってきたり、布団から起き上がれるようになったりします。最もヒドイ状態のときはずっと寝ていて良いんです。実際に私も症状がヒドイときは一日中起き上がれないでいます。なので何も出来ない状態のときは何もしないのが一番です。そこで無理に何かさせると良くないです。
うつ病に限らずあらゆるメンタル疾患の最初の治療は「休息」です。
休息・・・のんびりすること
うつの患者さんが自宅療養でソファで横になって考えていることは「休職したけど仕事のプロジェクトが心配」「このままじゃ自分はこの先どうなるんだろう」とか頭の中で不安なことをグルグル考えてしまって休みにならないことが多いです。ソファに横になっているんだけれども気持ちは不安や心配ばかりだと良くないです。うつの重度の状態の場合はソファで横になっている時は頭の中がボーっとなっていれば良いんです。
何もしないでのんびりするというのは頭の中もボーっとして過ごすということです。不安なことを頭で考えているのは全くのんびりすることが出来ていません、体が緊張状態になってしまっています。その状態で数か月入院しても良くなりません、自宅療養でもそうです。
神経を休めることが大切なので頭の中もボーっとしてのんびり過ごすことが大切です。
通院先から処方される精神安定剤を飲むと眠くなる、頭が回らなくなるのはよくあると思います。確かに仕事をするくらいまで改善したら困るかもしれませんが入院初期や症状が重たい状態のときはむしろボーっとしていた方が良いんです。余計なことを考えない=休息するということです。
自分の症状に合わせて療養する
私はよく「睡眠、運動、食事」を勧めていますが症状が重たいとこれらも負担になります。調子を崩す可能性があるので無理してやる必要はありません。最低限の睡眠や食事は生きるために摂ってほしいですが運動は無理しないでください。症状が軽くなってきてやれそうだなと思ったら日向ぼっこから始めてみれば良いと思います。これが「療養」です。
読書は普通の人から見るとのんびりできる活動ですが高い集中力を必要としますのでメンタル疾患の方にはあまりおススメしません。中度から軽度のメンタル疾患の方には読書は良いんですが、重度から中度の患者は読書をすると5分程度で疲れてしまいます。5分連続で読書ができないということはうつ病が良くなっていないことが分かります。
普通の人が難なくできる娯楽や休息をうつやメンタル疾患が重たい人にはできませんよということを家族や周りの人が理解する必要があります。
今回のまとめ
何もしないでボーっとするというのは普通の人は時間を無駄にしたと思うんだけれども、うつになりやすい人はスケジュール帳を隙間なくびっしりと埋めないと気が済まないよという人がうつになりやすいです。そういう人はのんびりする方法が分からないと思います。
今回はのんびりする方法、リラックス、何も考えないでボーっとしたり目的なく1日を過ごすということが一番のリラクゼーションになります。うつ病が重たいときの過ごし方としては「目的なく何も考えないで過ごす」というのが一番の良い方法で、そこから少しづつ改善してきたら日向ぼっこや散歩をしてみるというのが病気を治すための休息法としておススメです。