「人が怖くて外に出られません」の対処法

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対人恐怖症や社会不安障害などによって人が多いところに出られなくて社会に対する不安や恐怖が強いという不安障害は多くいらっしゃると思います。

今回はその対処法について考えていきたいと思います。

恐怖症を乗り越えるには?

恐怖症を乗り越えるには心理学で「系統的脱感作」というものがあります。

系統的脱感作法は意味を考えると、系統的というのは、系統立って徐々にやっていきましょうという話で、脱感作法というのは脱感作ならしていくということです。まとめると「徐々に慣らしていきましょう」というものです。

定義としては、1950年代に精神科医のウォルピという方が開発した行動療法の一つになります。

不安というものに対して徐々に慣らしていきましょうと、具体的に言うとリラックスを図りながらも段階的にはじめは弱目のものから徐々に強く慣らしていきましょうという方法になってきます。

ただこれは恐怖を追体験して我慢するものですからツラいと思います。なので途中でやめてしまう方も多いらしいです。不安症や恐怖症治していくのはとても大変だということが分かりますし周囲の方も理解してほしいなと思います。

人が怖いというのはとてもツラいですし外に出たくない気持ちも分かります。では、外に出なければどうなるのか?

1週間も外に出ていなくて、どうしてもご飯がないから食事を買いに行った場合、前回よりもさらに強い恐怖を感じると思います。なぜならしばらく外に出られていないのだからです。

頑張って外に出て最初の恐怖が100だとしたら1週間も怖いから外に出ないでいると次は恐怖が110になります。毎日買い物などで外に出ていたら100が99になる。次は99から98になるかもしれない。といった感じで続けていけば少しづつ恐怖に慣れていきます。これが恐怖の仕組みです。できる範囲のことから慣らしていくことが重要です。

外に出た方が良い。それでも無理なときは

今のあなたの状態を克服していきたいのか、克服できないままでいいのか?

少し大変でも外に出た方が良いです。ですがそれでも無理な方も多いと思います。じゃあ、どうすれば良いの?と言うと私は薬の調整を勧めます。不安を抑える薬、SSRIや抗不安薬はかなり効きます。薬である程度の不安は抑えることが出来ます。それで外出ができたならできたことが自信につながります。

逆に言えば不安というのは対人関係によって不安が起きているのではなく不安物質の分泌を抑えれば済むということです。人と会ったときに不安が出る人も薬を飲めば不安が出ません。つまり薬の化学物質で脳内物質を抑えられるという不安は単なる化学反応ということが言えます。なので化学反応を抑える薬を飲むと不安が減ります。そうして薬を飲むと不安は抑えられます。

そうしたときに人が怖いという心理的な要因というのは薬を飲んで外出したり人と話すことで慣れていきます。なので薬を飲まずに我慢してできない人は薬物を使った系統的脱感作療法をしていくことで外に少しづつ出られるようになっていきます。

という風に不安を上手にコントロールする。頓服でもいいので外出する30分前に飲めば不安は抑えられるので上手な薬の使い方をして恐怖や不安に慣れていくと良いのではないかと思います。

それでも不安感があまりにも強い人は精神科で治療していかないと治らないですし適切な治療をしないと余計にひどくなることもありえます。

今回のまとめ

精神科の薬が効くのか効かないのか論争があるのですが効きやすい疾患があって不安障害に対するSSRIや抗不安薬は私が服用してみて効果が出やすいなと思ったので今後も服用していきたいなと思っています。それくらい効果が期待できます。薬で治療しながら不安を治していくということをされていってほしいなと思います。

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